日産のセレナe-powerとエスクァイアの気になるポイントを比較していきたいと思います。
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セレナe-power vs エスクァイア ボディサイズを比較
セレナe-powerのボディーサイズ
セレナe-powerのボディーサイズは全長4690mm(ハイウェイスターは4770mm)×全幅1695mm(ハイウェイスターは1740mm)×全高1865mmとなっており、標準的な5ナンバーサイズミニバン車となっています。
ハイウェイスターの場合にはエアロバンパーが装着されるため、全長が5ナンバーサイズ(全長4700mm以下)をオーバーしてしまうことから、ナンバー区分は3ナンバーとなりますが税金などに変更はありません。
エスクァイアのボディーサイズ
一方のエスクァイアですが、全長4695mm×全幅1695mm×全高1825mmとなっており、セレナe-powerとほぼ同じサイズとなっています。
エスクァイアにはセレナe-powerハイウェイスターの様な、エアロバンパー仕様の設定がありません。
なので、販売店オプションで装着が可能な、エアロ装備を装着しない限りは5ナンバーのみのサイズ展開となっています。
また、エスクァイアの方が約40mm全高が低くなっており、風による横揺れはエスクァイアの方が若干少なくなります。
セレナe-power vs エスクァイア 外観を比較
セレナe-powerの外観
セレナe-powerの外観はボンネットの先端に掛けて緩やかな丸みを帯びており、箱形が一般的なミニバン車において珍しいデザインとなっています。
また、日産車のシンボルデザインでもあるVモーションと言われる、フロントグリルを採用しメッキ加飾を施すことで、アクセントを加えたデザインとなっています。
そして、フロントバンパーからボディー側面に掛けて、緩やかな凹凸を付けたデザインとなっており、こちらもフロントグリル同様にアクセントを加えたデザインとなっています。
エスクァイアの外観
一方のエスクァイアですが、同じトヨタ自動車から販売されているノア・ヴォクシーの装備をグレードアップした高級車仕様となっています。
フロントグリルなどにはメッキ加飾を多く採用し、アルファードを意識した四角い箱形のデザインとなっています。
ボディー側面はセレナe-powerの様な、アクセントを加えたデザインを採用していませんが、ステンレスベルトモールを装着しているため、上質感を演出しており色によるアクセントが加えられています。
見た目の上質感はエスクァイアのほうが上ですが、スポーツ感ではセレナe-powerの方が上になるでしょう。
セレナe-power vs エスクァイア 室内サイズを比較
セレナe-powerの室内サイズ
セレナe-powerの室内サイズは室内長3170mm~3240mm×室内幅1545mm×室内高1400mmとなっています。
エスクァイアの室内サイズ
それに対して、エスクァイアは室内長2930mm×室内幅1540mm×室内高1400mmとなっており、室内長に関しては圧倒的にセレナe-powerの方が広くなっています。
室内幅と室内高は両車とも、ほぼ同じサイズとなっているため、ゆったりとした室内空間を求めるのであれば、セレナe-powerに軍配が挙がります。
内装の高級感や作り込みなどは、合成皮革などを多用し上質感を演出しているエスクァイアに軍配が挙がりますので、用途によって決めると良いでしょう。
セレナe-power vs エスクァイア エンジンと燃費を比較
セレナe-powerのエンジン
セレナe-powerに搭載されるエンジンは、1.2リットルDOHC3気筒エンジンで、このエンジンによって発電された電気を、モーターに供給する事で走行を行っています。
搭載されているモーターはEM57型と呼ばれるモーターで、最大馬力が136psを誇ります。
街中などの低速走行が多い場所では、十分な馬力と言えますが、高速道路の追い越しや峠道などではパワー不足を感じるかも知れません。
セレナe-powerの燃費
セレナe-powerの燃費はJC08モードで、26.2km/Lとなっており、同クラスのミニバン車としてはトップクラスの燃費性能を誇ります。
エスクァイアのエンジン
一方のエスクァイアですが、ハイブリッド車の場合は2ZR-FXEと言うエンジンと5JMと言うモーターを組み合わせて走行しています。
2ZR-FXEエンジンの最高馬力は99ps、5JMモーターの最大馬力は82psとなっています。
こちらも、セレナe-powerと同様に、低速走行の多い街中などでは快適に走行する事が可能ですが、高速域や峠道などではパワー不足を感じます。
トランスミッションが電気式CVTを採用している事もあり、変速時のシフトショックはありません。
ところが、加速までに時間が掛かるため、一度スピードを緩めると元のスピードに戻すまで時間が掛かります。
エスクァイアの燃費
燃費はJC08モードで23.8km/Lとなっておりセレナe-powerよりも劣ります。
エスクァイアのガソリン車に搭載されているエンジンは、3ZR-FAEという2.0リットルDOHCエンジンで、最大馬力は152psとなっており、こちらは高速域や峠道などでも快適に走行する事が可能です。
セレナe-powerや、エスクァイアのハイブリッド車よりも走行性能では勝っています。
ですが、ハイブリッドシステム非搭載と言う事で、燃費はJC08モードで16km/Lとなっており、セレナe-powerと比べると約10km/Lもの差が生まれますので注意して下さい。
セレナe-power vs エスクァイア 価格を比較
セレナe-powerの価格
セレナe-powerの価格は、約297万円からとなっており、最上位グレードであるハイウェイスターVは約340万円となっています。
エスクァイアの価格
一方のエスクァイアですが、ハイブリッド車は約315万円からとなっており、最上級グレードであるハイブリッドGi PremiumPackageは約336万円となっています。
内装の質感などを加味すると、エスクァイアのハイブリッド車の方が総合的には安いという事になります。
また、エスクァイアのガソリン車については、約267万円から約300万円となっており、ハイブリッドシステムを除いた価格という意味では適正な価格と言えます。
価格に関しては、値引き額などが入っていないメーカー希望価格となっていますので、条件によってはさらに価格が下がると見込まれます。
比較まとめ
セレナe-powerとエスクァイアを比較してきましたが、質感やゴージャス感という観点ではエスクァイアに軍配が挙がります。
一方のセレナe-powerは、エスクァイアの登場から約4年後の発売と言う事で最先端の安全装備や運転技術が搭載されており、システム面ではセレナe-powerに軍配が挙がるでしょう。
充実した質感の高い装備品を求める場合は「エスクァイア」、最先端の安全装備や運転技術などを求める場合には「セレナe-power」を選択すると良いと思います。
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