2018年3月に発売が開始されたセレナe-POWERですが、発売から間もない事もあり値引き額はかなり厳しい約8万円~10万円が、平均車体値引き額となっています。
あくまでもこの金額は、2018年1月~2月に掛けて行われた先行予約での値引き額ですので、正式に販売が開始された3月にはさらに値引き額の上乗せが期待できます。
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セレナe-POWERの値引きが期待できる理由 ~その1~
3月に入り、正式に販売が開始されたセレナe-POWERですが、今後3月の下旬に掛けてさらなる値引きが期待できると考えられます。
その理由の1つに決算期と言う事が関係しており、各メーカーが販売実績の好調をアピールする為に1年で1番値引き額が多い時期とされています。
現在の日産は、ノートe-POWERとガソリンモデルであるセレナが主な売れ筋車種となっていますが、その他の車種はモデルチェンジから時間が経っている為、販売が好調という訳ではありません。
また、ハイブリッドモデルを投入しモデルチェンジを行った「HONDA ステップワゴン」の売り上げが好調な事から、販売店側も起爆剤の1つとしてセレナe-POWERの販売に期待をしていますので、決算期と合わせて値引き額が上がるものと考えられます。
セレナe-POWERの値引きが期待できる理由 ~その2~
もう一つ値引き額が上がると考えられる理由があります。
それは記憶にも新しい、無資格者による最終検査問題により、販売台数が激減していると言う事です。
2005年のモデルチェンジ以来、このクラスのミニバンとしてはトップクラスの販売台数を長い期間キープしてきたセレナ。
そのセレナにとって、今回の無資格者による最終検査問題は大きな打撃となり、製造しても販売が行えないと言う期間が長期にわたって続いていた為、ライバル車に顧客が流れて行ってしまいました。
セレナe-POWERの発売は言わば社命を掛けたプロジェクトにもなっている為、販売店側としては巻き返しを図るために値引き額を上げるという手段に出ると考えられます。
e-POWERが注目される理由
他社がハイブリッド車やEV車に力を入れる中、日産が独自の技術として開発を進めてきたのが「ノート」に初搭載され爆発的な売り上げを記録したe-POWERと言う技術です。
これは、ガソリンでエンジンを動かし、走行中に電気を蓄電し走行時に使用するハイブリッド車とは異なり、ガソリンで発電機を動かし蓄電すると言うもので、動力はモーターを使用しています。
つまり、エンジンは搭載されていないのです。
日産リーフの様に100パーセント電気で走行する訳ではありませんので、エンジンが搭載されていなくてもEV車と言うカテゴリーには属しませんが、少ないガソリンで発電し走行できる事から現在、最も注目されている車の技術でもあります。
値引き まとめ
現状では発売開始から日も浅いため、車体の値引き額は少ないセレナe-POWERですが、販売の巻き返しを図るために、オプション品などの値引き額は多くなるものと考えられます。
特に先進の安全装備を選択した場合には、キャッシュバックが行われるなどのサービスも始まっており、メーカーオプション品以外の販売店オプションは、決算期と言う事もあり値引きが期待できる内容となっています。
日産側としては、起爆剤であるセレナe-POWERの販売に期待をしていますので、車体の値引き額に納得が行かない場合には、オプション品の値引きを交渉すると良いでしょう。
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