ダイハツ トコットと、スズキ アルトはシンプルなデザインの軽自動車として似たような存在となっています。
そこで、この記事ではトコットとアルトを比較して紹介したいと思います。
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トコット ｖｓ アルト ボディサイズの比較
トコットのボディサイズは全長3395mm・全幅1475mm・全高1530〜1540mmとなっています。
それに対して、アルトのボディサイズは全長3395mm・全幅1475mm・全高1475〜1500mmとなっています。
全長と全幅に関しては両モデル共に軽自動車の規格ギリギリのサイズとなっているので変わりがなく、全高に関してはデザイン性を重視したトコットの方が少しだけ高いです。
トコット ｖｓ アルト 外観の比較
トコットの外観
トコットのエクステリアは、全体的にボディの角に丸みを持たせたスクエアなものとなっています。
そこに丸型のヘッドライトや、リアコンビネーションライトを組み合わせることで、シンプルなデザインながらも可愛らしさを表現しています。
また、トコットはボディカラーに関しても力が入れられており、新規色の「セラミックグリーンメタリック」・「ジューシーピンクメタリック」・「サニーデイブルーメタリック」を含む8色が設定されています。
そして、フロントバンパー・ルーフ・バックドアアッパーにフィルムを用いて２トーン仕様にする「デザインフィルムトップ」がオプション設定されています。
アルトの外観
対して、アルトのエクステリアは原点回帰というコンセプトのもとに、初代アルトにあったシンプルさを重視したターゲットを絞らないデザインとなっています。
アルトのデザインの大きな特徴としては、ヘッドライトとなっており、ヘッドライトを囲むメガネをモチーフとしたヘッドライトガーニッシュを採用するなど、「目力」の強さを意識したデザインとなっています。
トコット ｖｓ アルト 室内サイズの比較
トコットの室内サイズは室内長2000mm・室内幅1305mm・室内高1270mmとなっています。
それに対して、アルトの室内サイズは室内長2040mm・1255mm・室内高1215mmとなっており、室内長はアルトが勝っていますが、室内幅や室内高はトコットが勝っています。
トコット ｖｓ アルト エンジンや燃費の比較
トコットのエンジン
トコットに搭載されているエンジンは658cc直列3気筒エンジンの1機種となっており、最高出力52馬力・最大トルク6.1kgf•mとなっています。
アルトのエンジン
それに対して、アルトに搭載されているエンジンは658cc直列3気筒エンジンと、658cc直列3気筒ターボエンジンの２種類が用意されており、自然吸気エンジンは最高出力52馬力・最大トルク6.4kgf•mとなっています。
また、ターボエンジンはターボRSが最高出力64馬力・最大トルク10.0kgf•m、ワークスでは最高出力64馬力・最大トルク10.2kgf•mとなっています。
両車の燃費
燃費性能を比較するとトコットの燃費は27.0km/L〜29.8km/Lとなっているのに対して、アルトの自然吸気エンジン仕様は33.3km/L〜37.0km/Lです。
また、ターボRSの燃費は24.6km/L〜25.6km/L、ワークスは22.0km/L〜23.6km/Lとなっており、自然吸気エンジン同士ではアルトの方が燃費性能が優れていることが分かります。
トコット ｖｓ アルト 価格の比較
トコットの新車車両価格は107万円〜142万円となっています。
それに対して、アルトの自然吸気エンジン仕様の新車車両価格は84万円〜124万円(ターボRSは129万円〜141万円・ワークスは150万円〜161万円)となっており、自然吸気エンジンモデル同士を比較すると全体的にアルトの方が車両価格が安く設定されています。
アルトはスズキの軽自動車の中で、ベーシックな車種に位置づけられているのに対して、トコットはミラの派生車種として、デザイン性の高さを重視した車種となっているからです。
比較まとめ
トコットとアルトは、シンプルなデザインが特徴の似たような車種となっていますが、設計思想が大きく異なっています。
トコットは女性目線から、シンプルで可愛らしさを重視したクルマとなっているのに対して、アルトはシンプルで使いやすく燃費性能を重視したクルマとなっています。
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