クロスビーとジムニーはスズキから販売されているSUVという共通点があります。
その見た目は似ているのですが、具体的にどういった点が異なるのか比較したいと思います。
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クロスビーとジムニーの特徴
クロスビーの特徴
クロスビーは「力強いSUV」と「室内空間が広いSUV」という2つの特徴を兼ね備えた、小型クロスオーバーSUVとして開発されました。
ある程度の悪路なら、問題なく走れる高い走行性能を持ちながら、家族みんなが満足出来るユーティリティを持っているのが特徴となります。
ジムニーの特徴
ジムニーは軽自動車の本格オフロード四輪駆動車となっており、普通の車では絶対に入れないような山道や川などでも問題なく走行することが出来ます。
クロスビーとジムニーのフレームを比較
クロスビーのフレーム
クロスビーのプラットフォームには、イグニスやスイフトなどでも採用されている、 プラットフォームのハーテクトが採用されています。
その為、フレームの剛性を保ったまま大幅な軽量化を実現しており、走行性能の高さと燃費の良さを両立させています。
ジムニーのフレーム
それに対して、ジムニーでは四輪駆動車の祖であるジープと同様の車体構成を固持しており、強度や耐久性を重視したラダーフレームを使い続けるなど、モノコックフレームが一般的となっている現代の乗用車の中でも異質な存在となっているのです。
クロスビーとジムニーのエンジンを比較
クロスビーのエンジン
クロスビーのエンジンには、4代目スイフトにも採用されている1000cc直列3気筒エンジン+モーター機能付発電機と2種類のバッテリーを組み合わせた、マイルドハイブリッドシステムが採用されています。
このエンジンは1000ccでありながら1500ccの自然吸気エンジン並みのパワーを誇り、燃費の良さの走りの良さを両立させています。
ジムニー
ジムニーのエンジンには軽自動車ということもあり658cc直列3気筒エンジンに、インタークーラー付きのターボが組み合わされており、新技術の導入して燃費の良さを実現することよりも、信頼性の高さが重視されています。
クロスビーとジムニーの駆動方式を比較
クロスビーの駆動方式
クロスビーには2WDと4WDの2種類が用意されており、2WDは前輪駆動で4WDはビスカスカップリング式のシステムとなっています。
ジムニーの駆動方式
ジムニーは全グレードが後輪駆動ベースの4WDとなっており、センターデフを持たず比較的機構が簡単で信頼性が高いパートタイム式4WDを採用しています。
まとめ
このようにクロスビーとジムニーでは同じSUVであっても、普通自動車と軽自動車という違いがあるので単純な比較は難しいと思いますが、悪路の走行性能を中心にして大きな違いが存在しています。
普段は街乗りをメインに使用し、休日にスキーやキャンプを楽しみたいと考えている人はクロスビーの方が燃費や積載性が良いのでお勧めです。
ジムニーは燃費が悪すぎるという評判があります。
しかし、本格派のSUVで道無き道を走ってみたいと考えている人や、昔ながらのジープのような車に乗ってみたい人にはジムニーがお勧めだと思います。
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