トヨタ オーリスは欧州を主な舞台として販売されているトヨタの世界戦略車となっています。
日本よりも海外での知名度の方が高い珍しい車なのですが、２０１８年にフルモデルチェンジが実施される予定となっているので紹介したいと思います。
Toyota Auris (2018) - Kompakter mit Prius-Antrieb動画
トヨタ オーリスについて
トヨタ・オーリスは2006年に初代モデルが販売開始されたCセグメントに属する車です。
メインターゲットを欧州に定めており、カローラのハッチバック仕様の後継モデルとして開発されています。
現行型のオーリスは、2012年に販売が開始された２代目モデルとなっており、フロントフェイスにはトヨタの新しいデザイン表現である「キーンルック」を初めて採用したモデルとなっています。
オーリスのエクステリアについて
【TOYOTA AURIS HYBRID TOURING SPORTS 2018】動画
オーリスはトヨタの欧州戦略にて重要な役割を担っており、現行モデルはトヨタのグローバルデザインである「キーンルック」を初めて採用することで、デザインのブランド化に成功させた車といえます。
その為、 オーリスも引き続きキーンルックを採用することが考えられ、フロントタイヤの上部まで大きく切り込むように大胆にデザインされた、フロントフェイスに、立体的で躍動感のある流線型デザインを採用したC-HRのようなデザインを採用することが考えられます。
オーリスの内装について
Toyota Auris (Corolla) 2018 in-depth review | Mat Watson Reviews動画
現行型オーリスの内装は欧州で高い人気を得ています。
その大きな理由としては、日本車としては珍しく遊び心のあるツートンカラーが採用されており、モダンな雰囲気を醸し出しているからです。
その為、 オーリスのインテリアに関しては、現行型からイメージを一新するようなことはせず、イメージを残しつつも質感や機能性を向上させてくることが考えられます。
自転車を積むことが出来る？
豆知識
オーリスには自転車を積むことが出来ないように思いますが、意外にもい乗せることが出来るんです。
後部座席を倒して、ハッチバック部（お尻のドア）から自転車を積むと、何とか収まってくれるんです。
※段ボールなどで車の開口部付近を保護して、傷がつかないように気を付ける必要があります。
オーリスでは追加モデルがあります
ステーションワゴン仕様オーリス動画
現行型のオーリスは日本ではハッチバック仕様のみが販売されていますが、 オーリスへフルモデルチェンジが行われるタイミングでステーションワゴン仕様が追加される見込みです。
実は現行型でも、ステーションワゴン仕様である「オーリス ツーリングスポーツ」が欧州のみで販売されているのですが、日本での発売を望む声も多く待望のモデル追加となります。
オーリス ツーリングスポーツはSUVテイストのステーションワゴンとなっており、日本でもSUVモデルの人気が高いこともあるので人気モデルとなるかもしれません。
オーリスの走行性能について
オーリスではフルモデルチェンジに伴って、トヨタが採用を進めている新世代共通プラットフォーム「TNGA」が採用されます。
それにより、 オーリスは現行型よりも低重心化と高剛性化を実現し高い走行性能を実現しています。
また、安全性能に関しても大幅な性能向上が実施され、現行モデルに設定されている予防安全パッケージである「トヨタセーフティセンスC」の上位版と言える「トヨタセーフティセンスP」が装備されます。
その為、センサーがレーザーレーダーからミリ波レーダーになることにより、よりシビアなコンディションの時にも迅速に予防安全システムを作動させることが可能となります。
オーリスの販売開始時期と価格について
オーリスの最終的なコンセプトカーは２０１８年３月に行われるジュネーブモーターショーで発表されると考えられています。
発表後に販売されることを考えると、日本での発表は２０１８年４月〜５月になるでしょう。
また、 オーリスの販売価格に関しては、ライバル車の価格を見ながら値付けされると思われますが、大幅に値上がりすることは無いでしょう。
しかし、予防安全パッケージが標準装備される場合には、機能分だけの値上げがされることになります。
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