フリード　VS　ノアの比較【外観、室内、燃費、価格、値引きなど】

今回は人気ミニバンであるフリードとノアを比較して紹介したいと思います。

フリードはホンダが製造販売しているコンパクトサイズのミニバンで、「運転しやすいサイズでなおかつ室内空間にもゆとりがあるコンパクトミニバン」となっているのが大きな特徴です。

それに対してノアはトヨタが製造販売しているミドルサイズのミニバンで5ナンバーサイズ枠をいっぱいまで活用した広い室内空間が大きな特徴となっています。

フリード　VS　ノアのボディサイズを比較

フリードのボディサイズは全長4265mm・全幅1695mm・全高1710mmとなっています。

ノアのボディサイズは全長4695mm・全幅1695mm・全高1825mmとなっています。

その為、両モデルの全幅の数値は一緒となっていますが全長や全高はノアの方が一回り大きくなっています。

フリード　VS　ノアの外観を比較

フリードの外観

フリードの外観は初代モデルからフォルムに大きな変更点はありません。

しかし、フロントグリルを大きく強調してヘッドライトと一体感を出すことによってシャープな印象を持つコンパクトミニバンとなっています。

ノアの外観

それに対してノアの外観は車外からでも室内の広さが分かる力強いハコとし、大型フロントグリルとヘッドライトの組み合わせによってミニバンの王道を行く堂々感を演出しています。

フリード　VS　ノアの室内サイズを比較

フリードの室内サイズは室内長3045mm・室内幅1455mm・室内高1275mmとなっています。

対して、ノアの室内サイズは室内長2930mm・室内幅1540mm・室内高1400mmとなっており、ボディサイズがノアより一回り小さなフリードですが意外にも室内長はフリードの方が長くなっています。

しかし、全幅や全高はノアの方が長くなっており総合的な室内サイズの広さを比較するとノアの方が大きいです。

フリード　VS　ノアのエンジン・燃費を比較

フリードのエンジンと燃費

フリードに搭載されているエンジンはガソリンエンジンとハイブリッドシステムの2種類となっています。

ガソリンエンジンには最高出力131馬力の1500cc直列4気筒DOHCエンジンを採用していて、燃費性能はJC08モードで19.0km/L(FF車)となっています。

ハイブリッドシステムの方は1500cc直列4気筒DOHCエンジンに、1モーター内蔵7速デュアルクラッチトランスミッションを組み合わせた「SPORT HYBRID i-DCD」を採用しており、最高出力はガソリンエンジンが110馬力に29.5馬力のモーターがプラスされ、燃費性能はJC08モードで27.2km/Lとなっています。

ノアのエンジンと燃費

ノアもガソリンエンジンとハイブリッドシステムの2種類が用意されており、ガソリンエンジンでは最高出力152馬力の2000cc直列4気筒DOHCエンジンが採用され燃費性能はJC08モードで16.0km/L(FF車)となっています。

ハイブリッドシステムの方は1800cc直列4気筒DOHCミラーサイクルエンジンにモーターを組み合わせた「リダクション機構付THS 2」を採用しており、システム最高出力136馬力、燃費性能はJC08モード燃費で23.8km/Lとなります。

フリードとノアを比較すると、ボディサイズが一回り大きく重いノアの方が排気量が大きなエンジンを搭載していることもあり、燃費性能の面ではガソリンモデル・ハイブリッドモデルを問わずフリードの方が優れています。

フリード　VS　ノアの価格を比較

フリードの販売価格は188万円～315万2520円となっているのに対して、ノアの販売価格は250万9920円～338万400円となっていて、両者を比較すると全体的にノアの方が販売価格帯が高くなっていると言えます。

フリード　VS　ノアの値引きを比較

フリードの値引き

フリードの値引きに関しては車両本体価格からの値引きが20万円、オプション装備からの値引きが合計額の20～30%とされていて合計すると25～30万円が限界とされています。

ノアの値引き

それに対してノアは車両本体価格からの値引きが25万円、オプション装備からの値引きが合計額の20～30%とされていて合計すると40～50万円が限界とされています。

これは車両本体価格が高く、月間目標販売台数も多いノアの方が値引き幅が大きく設定されていることが理由に挙げられます。