日産が大ヒットモデルとなったコンパクトカーのノートを2020年の夏にフルモデルチェンジするとの情報が入っています。
今回はノートに関する情報を紹介したいと思います。
「日産 ノート」フルモデルチェンジ後のエクステリアデザイン
ノートのエクステリアデザインは現行モデルと同様に日産のファミリーフェイスとなっている「Vモーショングリル」を取り入れることは確定しています。
しかし、現行モデルよりもVモーショングリルを大型化した上で、グリル形状とマッチさせたシャープやヘッドライトを組み合わせることにより、よりアグレッシブでスポーティーなデザインとなると予想されています。
また、ノートにはライバルモデルにはない大きな特徴として、後席ドアにスライドドアを新規採用する可能性が出ています。
スライドドアを採用すると後席の乗降性が高まる他、開口部がヒンジ型ドアよりも大きくなるので、バリアフリーという点でもセールスポイントとなります。
ボディサイズに関しては安全性からの必要性で大きくなる可能性はありますが、コンパクトカーであるので基本的には現行モデルから変更は無いと予想されています。
フルモデルチェンジ後の日産ノートのインテリアデザイン
ノートはスライドドアの採用に伴って、これまでの2列シートモデルの他にも3列シートモデルが設定される可能性があります。
また、インパネのデザインも大型の液晶モニターを搭載することで表示可能な情報量のアップや、視認性の向上が図られることが考えられます。
フルモデルチェンジ後のノートの燃費性能
ノートに搭載されるパワートレインのメインは現行モデルと同様に「e-POWER」となります。
日産は2021年登場に向けて全く新しいe-POWERの開発を進めているとの話がありますが、2020年にフルモデルチェンジが予想されているノートには間に合わないので、現行モデルのe-POWERをベースにリファインさせたものとなります。
その内容は発電専用エンジンである1200cc直列3気筒エンジンの熱効率を大幅に高めることによって、燃費性能を現行モデルのJC08モード燃費34.0〜37.2km/Lから、39.0〜42.0km/Lまで向上すると予想されています。
また、ノートの主力モデルはe-POWERになりますが、現行モデルと同様にガソリンモデルもラインナップに残る見込みとなっています。
フルモデルチェンジ後の日産ノートの先進安全技術
ノートに搭載される先進安全技術は現行型セレナに採用されている「プロパイロット」になる見込みです。
日産では高精度の3D地図や複数のセンサーを用いることで一定条件下でのハンズフリーを可能とした「プロパイロット2.0」も用意されていますが、システムが高額となってしまうことから採用は見送られます。
しかし、プロパイロットに関してはシステムの改良が加えられて、検知機能の強化や精度のアップが図られる見込みです。
この他にも車両を上から見下ろしたように周囲を360度確認することが可能な「アラウンドビューモニター」や、非常時に専門のオペレーターへデータ通信と音声通話を可能とする「SOSコール」といった機能がノートに搭載されます。
まとめ
ノートは現行モデルと同様に「コンパクトサイズでありながら、一クラス上のモデルに匹敵する室内空間の広さ」や、
「e-POWERによる燃費性能の高さ」といったノートの特徴はそのままに、プロパイロットの搭載によって長距離移動時のドライバーの負担が大幅に軽減されることになります。
ノートへのスライドドアや3列シートの採用はこれまでのキャラクターを一変させることになる上に、同じ車種にヒンジドアモデルとスライドドアモデルを両立させることも難しいので、日産がどのような判断をするのか注目を集めることになります。
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