トヨタの高級セダンであるクラウンが、2018年夏頃にフルモデルチェンジを実施することが明らかになり、東京モーターショー2017の会場にて モデルのコンセプトモデルが披露されることとなりました。
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クラウンは日本の高級セダンの代名詞的な存在
クラウンは初代モデルが1955年に登場して以来、設計から生産までの全てが純国産で行われており、日本の高級車の代名詞的な存在として存在し続けています。
道や駐車場が狭い日本市場を重視する為にボディサイズを必要以上に拡大させる事なく、日本人の感性に合ったクルマ作りが行われています。
クラウンは15代目となり、日本で最も長く販売されている単一車種ともなっています。
クラウン史上最もスポーティーなモデルに!
クラウンでは後輪駆動車として初めてとなるTNGAコンセプト採用車となります。
TNGAコンセプトにより低重心が可能となり、より低くスポーティーなフォルムを得られるようになりました。それにより クラウンのフォルムはクーペモデルのように低く流麗なフォルムとなり、これまでのクラウンのイメージを覆すモデルとなっています。
コンセプトモデルのサイズは全長4910mm・全幅1800mm・全高1455mmとなっており、全長こそは15mm拡大していますが、全幅は歴代クラウンが保ってきた1800mmを死守することで、 モデルでも日本の道路事情への配慮がされています。
内装はクラウンらしくゆとり空間を確保
クラウンの内装はTNGAコンセプトの採用により低重心化を実現していますが、先代モデルと比べて室内高を犠牲にすることなく同等レベルの高さを確保しています。
また、室内長に関してはホイールベースが延長されたことで十分な広さを保っており、後席シートに関しては先代モデル以上の室内空間を作ることに成功しています。
その他にも現行モデルで話題となったスマートフォンのような操作感で、エアコンのコントロールや車両情報の表示を実現したマルチオペレーションにも更なる改良が加えられて、大型ディスプレイが搭載されてることが期待されています。
更なる燃費向上に期待!
クラウンのメインとなるエンジンは2500cc直列4気筒エンジンに、ハイブリッドシステムを組み合わせた物となります。
組合せこそ現行モデルと同じになりますが、 クラウンには新しく開発されたダイナミックフォースエンジンをFR車として初めて採用し、高出力モーターを搭載するハイブリッドシステムと組み合わせることで、パワフルな走りと実現しながら現行モデル以上の燃費性能を実現しています。
また、ガソリンモデルに関しては現行モデルにも搭載されてる2000cc直噴ツインスクロールターボエンジンは継続して採用される見込みですが、V型6気筒エンジンには廃止説が流れておりクラウンから、6気筒エンジンが消滅することになると大きなニュースになります。
しかし、完全な廃止とはならず追加投入が期待されるロングホイールベースのクラウンマジェスタや、本格スポーツモデルのGRスポーツモデルに6気筒エンジンが採用される可能性が残されています。
クラウンの販売は2018年の夏頃
クラウンは東京モーターショー2017で先行披露され好評を得ると、歴代クラウンに乗り続けているような優良顧客に対して、早い時期から先行商談が行われると思います。
その為、2018年の7月か8月の正式発表が行われる頃には初期生産分の受注台数がある程度は埋まってしまっている可能性があるので、 クラウンを早く手に入れたいと考えている方は商談を早めに行うことをオススメします。
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