ニュースなどでは、よく近年の自動車社会に関して問題があると、大きく話題に取り上げられます。
自動車には、次の二つの顔があります。
①自由が効くので「便利」である
②「動く凶器」
以上の2面性を自動車はあわせ持っていますので、安全には十分注意しなくてはいけない重要な機械の一つです。
自動車社会の三つの問題点とは?
・運転する人に関する問題
・自動車の機械自体に関する問題
・環境に関する問題
以上の三つの問題を解決すれば、自動車はとても素晴らしい「便利」グッズだと思います。
この自動車の問題点を考えていきたいと思います。
運転する人に関する問題
運転する人の問題と最初に書きましたが、もちろん運転する人が最重要で有りますが、運転していない人にも問題点があるかと思います。
例えば、飛び出しであったり、最近では「歩きスマホ」や「自転車スマホ」などによる不注意も問題点として有ります。
最近の国産自動車には「ブレーキアシスト」といった機能を持った自動車が多く誕生しています。だからと言って、運転する側・運転しない側のどちらにも絶対安全かというと誤解を招く事になります。
一番大事なのは、お互いがルールを守るという事に限ると思います。
人の問題点について書いて来ましたが、後半では自動車の機能に関しても触れて来ました。
もう少し機能に関しての安全性で言うと、少し前に国産自動車で、アメリカでも大きな問題になった、エアバッグの問題が有ります。
運転する人を守ってくれる装置が、作動しなければ、ただの飾りにすぎません。運転する人は、安全性に対してお金を払っているので、ただの飾りになったのでは詐欺みたいなものです。
更に、つい最近では自動車を作って資格の無い人に検査を行わしたり、少し前では燃費の偽装表示も有りました。全て自動車を買う人に対しては、嘘を言っている事に過ぎません。作る側の人の問題にもなりますね。
自動車の機械自体に関する問題&環境に関する問題
自動車を動かす為には、ガソリンなどの油で走る自動車。(ほとんどがこの形)
最近多くなってきたのが、電気自動車。
電気自動車を充電出来る場所も多くなってきたように思います。
ガソリンなどの油で走る自動車に比べて、当然排気ガスが低減されます。
排気ガスが低減されるという事は、環境破壊も低減出来るという事になります。
排気ガスは、人体にも影響があるので、極力出ない事が望ましいでしょう。
そのために、電気自動車は有効となります。
しかしながら、更に深く考えていくと、電気自動車を充電するには、電気が必要となります。
電気を作るために、原子力発電所があったり、火力発電所があったりします。日本では、この二つの発電所にて電気を作っている事が大半で有ります。
原子力発電所には危険性が高いし、火力発電所は油やガスを燃やして作るため、環境を破壊しています。
そこへ、国産自動車で画期的な自動車が水素利用して走る自動車が誕生しました。液体水素を燃料としているので、排気ガスで出るような環境問題や、電気を作るための環境問題が解消されてきます。
しかし、まだまだ車種が少ないし、水素を補充する水素ステーションも少ない状態にあります。
これからもっと開発が進めば、将来的には手ごろな価格で購入出来るようになるでしょう。そのようになれば、自然に環境にやさしい自動車が走る事になります。
このように、三つの問題点を解消していけば、自動車は私達にとって欠かせない機械になるでしょう。
国産自動車では、まだMIRAIという自動車しか有りません。ネーミングの通り、未来の事を考えると、遠い未来ではなく、近い未来に現実化してもらいたいと願うばかりです。
今後の発展に期待していきましょう。
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