ダイハツ ブーンとホンダ N-ONEの比較について紹介したいと思います。
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ブーン vs N-ONEのボディーサイズを比較
ブーンのボディーサイズは全長3650〜3680mm・全幅1665mm・全高1525mmとなっています。
N-ONEのボディーサイズは全長33950mm・全幅1475mm・全高1542～1630mmとなっていて、
ブーンの方が一回り大きなサイズとなっています。
これはブーンがコンパクトカーであるのに対して、N-ONEは軽トールワゴンになるので軽自動車規格に収まるボディサイズになっているからです。
ブーン vs N-ONEの外観を比較
ブーンのエクステリア
ブーンのエクステリアにはオーソドックスなデザインの「ベーシック」と、メッシュのフロントグリルに丸型ライトを組み合わせて、レトロ調でオシャレなデザインとした「CILQ」の2通りが設定されています。
N-ONEのエクステリア
それに対してN-ONEはホンダ初の市販軽自動車であるN360をモチーフとしたレトロ調のデザインが特徴となっています。その為、ブーンのCILQとN360のデザインには近い雰囲気があるといえます。
ブーン vs N-ONEの室内サイズを比較
ブーンの室内サイズは室内長1975mm・室内幅1420mm・室内高1270mmとなっています。
N-ONEの室内サイズは室内長2020～2045mm・室内幅1300mm・室内高1200～1240mm となっています。
室内サイズはボディーサイズに比例するので、基本的にボディーサイズが大きなブーンの方がN-ONEよりも室内空間も広くなっています。
しかし、室内長だけを比較してみるとブーンよりもN-ONEの方が長くなっています。
これはN-ONEは軽自動車という限られた枠の中で「人のためのスペースは最大に、メカニズムは最小に」というN360の基本思想を受け継いで開発されているからです。
ブーン vs N-ONEのエンジンや燃費を比較
ブーンのエンジンと燃費
ブーンに搭載されているエンジンは1KR-FE型996cc直列3気筒DOHCエンジンとなっていて、最高出力69馬力で燃費はJC08モード燃費で2WD仕様が28.0km/L、4WD仕様が24.4km/Lとなっています。
N-ONEのエンジンと燃費
それに対して、N-ONEには自然吸気仕様とターボ仕様の2種類のエンジンが設定されています。
自然吸気仕様エンジンにはS07A型658cc直列3気筒DOHCエンジンが搭載され、最高出力58馬力で燃費はJC08モード燃費で2WD仕様が28.4km/L、4WD仕様が25.8km/Lとなっています。
ターボ仕様では自然吸気エンジンと同じS07A型エンジンにインタークーラー付ターボチャージャーが組み合わされており、最高出力64馬力で燃費はJC08モード燃費で2WD仕様が25.8km/L、4WD仕様が24.0km/Lとなっています。
燃費性能を比較すると自然吸気仕様同士ではN-ONEの方が優れた数値となっています。
これはブーンよりもN-ONEの方が排気量がコンパクトになっている点や、ボディーサイズも一回り小さいので車重も軽くなっている事が理由に挙げられます。
またブーンとN-ONEのターボ仕様を比較するとN-ONEの方が燃費性能で劣りますが、ボディーサイズが一回り小さく軽量なのに最高出力が5馬力しか変わらないので、走りの性能面ではN-ONEのターボ仕様の方が優れているといえるでしょう。
ブーン vs N-ONEの価格を比較
ブーンの販売価格は135万円〜189万1050円となっているのに対して、N-ONEの販売価格は120万960円〜166万1090円となっており、コンパクトカーのブーンの方が軽自動車のN-ONEよりも全体的に販売価格が高くなっています。
比較のまとめ
ブーンとN-ONEを比較するとコンパクトカーと軽自動車との違いもあり、ボディーサイズや室内空間の広さではN-ONEよりもブーンの方が一回り大きくなっています。
しかし、ブーンが軽自動車の技術を使って開発したコンパクトカーであるのに対して、N-ONEは軽自動車の枠を超えた質感を持つ車として開発されたこともあり、エクステリアデザインやインパネデザインの上質さといった面ではN-ONEの方が優れていると感じられる面もあります。
また、ブーンとN-ONEの燃費や走行性能の面では、自然吸気エンジン同士では燃費面ではN-ONEが優れていますが、エンジンのパワー感ではブーンの方が優れており、N-ONEのターボ仕様と比較すると燃費面ではブーンが優れていますが、エンジンのパワー感ではN-ONEの方が優れている印象となります。
安全面ではブーンがマイナーチェンジの実施によって自動ブレーキの機能が強化されており、対車両の対応速度が4km/h～100km/hになり歩行者の検知も可能となっていますが、N-ONEでは対車両の低速域のみに対応したシティアクティブブレーキとなります。
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