それでは、最近発売されたフォルクスワーゲンの「アルテオン」の装備などについて見ていきましょう。
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フォルクスワーゲン「アルテオン」のスペック
最近、フォルクスワーゲンも「アルテオン」を投入し、日本でも販売されました。
フォルクスワーゲンアルテオンは全長4865mm、全幅1875mm、全高1435mmとフォルクスワーゲンとしては結構大きなボディサイズとなっており、排気量は直4・2リッターターボエンジンで280馬力を発生します。
また駆動方式は4WDでトランスミッションは、ツインクラッチ式の7速DSGを採用していますので、走りを重視したモデルであることが分かります。
フォルクスワーゲンはすべてのモデルが横置きエンジンで前輪駆動を採用していますが、一般的な高級車は縦置きエンジン後輪駆動を採用しています。
横置きエンジンで前輪駆動のタイプは車の運動性能という意味では若干劣りますが、フォルクスワーゲンは4WDを採用することによってこの弱点を克服しています。
またターボエンジンを採用しているため280馬力という高性能な車ですので、ドライブをとても楽しむことができるのが特徴で、メルセデスやBMWなどから乗り換えてもあまり違和感がないと思います。
アルテオン公式動画
Volkswagen Arteon: Hans-Joachim Stuck testet den Gran Turismo
Der Volkswagen Arteon | The Volkswagen Arteon
アルテオンのデッサン作業です。
アルテオンは装備も充実
Photo:R-Line 4MOTION Advance
アルテオンは装備も比較的充実しています。
アルテオンには「R-rine」と「R-rine Advance」という2つのグレードが設定されていますが、両方ともに本革シートが標準で装備されていて、衝突安全装置も標準で装備されています。
前方の車に追随して走行できるクルーズコントロールや、車線を逸脱しそうになると警告を出してくれる装備なども装着されています。
またAdvanceには最近の高級車に増えてきている、液晶のスピードメーターが装備されています。
Photo:R-Line 4MOTION Advance
そして、アルテオンはトランクが広いのが特徴です。
ハッチはリアガラスまで空きますので大きな荷物を出し入れしやすく、セダンよりも大きな荷物を積むことができますので、ステーションワゴンに負けないくらいの荷物を積めます。
ドイツの自動車メーカー販売事情
Photo:R-Line 4MOTION Advance
近年ドイツの自動車メーカーは通常のセダンよりも、少し全高の低いクーペ型のモデルをたくさん販売しており人気です。
メルセデスベンツはCLAを販売し、BMWは4シリーズや6シリーズ、アウディはA5やA7などを販売していており、普通のセダンには飽きたという人などに受け入れられています。
5ドアクーペは全高が低いため、後席の天井が低く居住性が犠牲にされていますが、前席の居住性には全く問題ないので主に2人で車を使う人に人気のようです。
価格は少し割安に設定されているアルテオン
Photo:R-Line 4MOTION Advance
アルテオンの具体的なライバルはアウディA5になりますが、アウディは縦置きエンジンのクワトロで凝った造りになっており高級ブランドという特徴がある一方、フォルクスワーゲンはドイツでも大衆車のブランドと認知されていますのでこの点は異なります。
アウディA5は2リッターの前輪駆動モデルで約550万円から、クワトロの最上級モデルで約760万円です。
一方、アルテオンはR-Lineで約550万円、R-Line Advenceで約600万円となっています。
アウディは革シートなどはオプション設定となっており、いろいろな装備を装着するとどんどん価格が上昇していきますが、アルテオンはほとんどの装備が標準で装備されていて、割安感があります。
より高級な乗り味やブランドに乗っているという満足感を味わいたいなら、A5の方が良いかもしれませんが、アルテオンでもスポーティなドライビングを楽しめます。
気になる人は乗り比べてみてはいかがでしょう。
またそのほかにBMWの4シリーズなども、乗り比べてみると楽しいでしょうね。
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