軽自動車でお馴染のスズキには、低価格でありながら本格的なスポーツ走行が楽しめる車種が多く、車好きから人気を集めています。
その中でも代表的な車種といえるのが、Bセグメントの「スイフトスポーツ」と、軽自動車の「アルトワークス」です。
そこで今回は、スズキが誇るアルトワークスとスイフトスポーツの比較についてご紹介したいと思います。
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アルトワークス vs スイフトスポーツ ボディーサイズを比較
アルトワークス | スイフトスポーツ | |
全長 | 3,395mm | 3,890mm |
全幅 | 1,475mm | 1,735mm |
全高 | 1,500mm | 1,500mm |
ホイールベース | 2,460mm | 2,450mm |
全高に関しては両車同じながらも、軽自動車であるアルトワークスの方が全長は595mm短く、全幅は260mm狭くなっています。
しかしながら、ホイールベースはアルトワークスの方が10mm長くなっており、これにより車内空間の確保にも繋がる事からも見逃せません。
アルトワークス vs スイフトスポーツ 外観を比較
アルトワークスの外観
アルトワークスの特徴としては、フロントグリルにWORKS仕様のカーボン調専用エンブレムと、リアにも同様に赤いエンブレムが装備されています。
サイドにはWORKS専用のデカールが、そしてブラック塗装が施されたアルミホイールの装着により、一目でアルトワークスとわかるデザインです。
まさしく走りを追求した外観になっています。
スイフトスポーツの外観
一方、スイフトスポーツでは大きく口の開いた台形デザインのグリルが特徴的です。
さらには、ブラック塗装されたフロントスポイラーやサイドスカート、さらには迫力のあるデザインとなった17インチの大口径ホイールや、大口径のマフラーが左右1本ずつ配置されるなど、かなりのスポーティーな印象がうかがえます。
アルトワークス vs スイフトスポーツ メーター類を比較
スイフトスポーツのメーター類
72メーターを付けたことあるけどアイドリング数値がやはり550あたりになる。
それとスイスポ純正マフラーでもなんかエンジンマークが光るんだね。 pic.twitter.com/2KF29JmC78
— ran_swift (@run_3500vqde) 2018年10月8日
スイフトスポーツのメーター類はスピードメーターとタコメーターが同じ大きさで、視認性は抜群です。
最近の車はメーターに凝っていて逆に見にくいケースもありますが、スイフトスポーツはそうしたことはありません。
アルトワークスのメーター類
アルトワークスLEDメーター色変えしよう!STEP1 https://t.co/LL2DnXwpy3 pic.twitter.com/HGXGe9tFwx
— ごんた屋 (@gontaya) 2018年7月17日
一方、アルトワークスはスピードメーターは大きく見やすいですが、タコメーターは小さく若干見にくくなっています。
しかし、最近の軽自動車でタコメーターを装着しているケースは少ないので、これで十分だと思います。
スイフトスポーツ vs アルトワークスのコントロール性を比較
スイフトスポーツのコントロール性
スイフトスポーツはスイフトのホットハッチとして歴史のあるモデルです。
日本ではあまり人気がありませんが、ヨーロッパでは人気のモデルでブランド力を確立しています。
スイフトスポーツはフォルクスワーゲンのポロGTIなどと比較されるほどの性能がありますので、コントロール性能はかなり優れています。
あまり運転が上手ではないというドライバーはもちろん、それなりに腕が立つドライバーでも楽しむことができます。
アルトワークスのコントロール性
一方、アルトワークスは軽自動車ですので、スイフトスポーツとひと味違うハンドリング性能があります。
車重が軽いためとてもコントロールしやすいのが特徴で、初心者でも楽しく乗ることができます。
このためマニュアル車の練習車としては理想的なモデルと言えます。
スイフトスポーツ vs アルトワークスのシフトフィーリングを比較
スイフトスポーツのシフトフィーリング
スイフトスポーツのシフトフィーリングはこのクラスにしてはかなり良好で、シフトやクラッチペダルの重さは適度な重さです。
シフトは軽いけれどクラッチは重いとか、その逆の車を運転すると違和感がありますが、スイフトスポーツはそうした印象はなく、よく考えられてセッティングされている印象があります。
アルトワークスのシフトフィーリング
一方、アルトワークスはスイフトスポーツよりも、がっしりとしたシフトフィールです。
スイフトスポーツほどの上質感はありませんが、こうした感触の方が好きという人も結構たくさんいると思います。
また、アルトワークスは1~4速がクロスしており、5速が離れているのが特徴です。
このため1~4速では結構忙しくシフトチェンジが必要で、ちょっと面倒と感じる人もたくさんいますが、シフトチェンジをするのが楽しいと感じる人にはこの面倒さが心地いいでしょうね。
アルトワークス vs スイフトスポーツ エンジンと燃費を比較
アルトワークスのエンジン
アルトワークスに搭載されているエンジンは、R06A型ツインカムターボエンジンをベースにWORKS専用のチューニングが施されています。
そして、最高出力は47kW(64ps)/6,000rpmで最大トルクは100Nm(10.2kgm)/3,000rpmとなり、いずれも低回転高トルク型となります。
なお、低速時においても高レスポンスな加速を実現するターボチャージャーにより、パワーとトルクを兼ね備えたセッティングが加えられていますので、加速時のレスポンス向上により、スポーティーな走行を実現しています。
スイフトスポーツのエンジン
スイフトスポーツにおいては、1.4L直噴ターボエンジンを搭載しており、最高出力は103kW(140ps)/5,500rpm、最大トルクは230Nm(23.4kgm)/2,500-3,500rpmとなっています。
低回転域からでも高いトルクを発揮する事ができるために、いつでも力強いパワーを実感する事ができます。
アルトワークス vs スイフトスポーツ エンジン音を比較
スイフトスポーツのエンジン音
スイフトスポーツのエンジン音は4気筒なのでとても静かとは言えませんが、それなりに静かな印象です。
特に一般道を走行している限りは、スポーツモデルですが音がやかましくてドライブが苦痛だという人はあまりいないと思います。
一方、回転をあげたりすると結構大きな音が入ってきますが、不快な音ではありません。
アルトワークスのエンジン音
一方、アルトワークスの方はすぐにエンジン回転数が上昇しますので結構やかましいと思います。
しかも、3気筒エンジンですので、高回転まで回ると同乗者は嫌がることもあると思います。
これが軽自動車の宿命でもあるのである意味仕方がないことです。
両車の燃費
なお、燃費についてはJC08モードで、アルトワークス2WD・5MTで23.0km/L、スイフトスポーツでは6MTで16.4km/Lとなっています。
アルトワークス vs スイフトスポーツ 気になる価格を比較
アルトワークスの価格は、2WD・5MTで1,509,840円となり、4WD・5MTで1,617,840円となっています。
一方、スイフトスポーツでは、MTタイプで1,836,000円となり、最も高いセーフティパッケージ・全方位モニター用カメラパッケージ装着車で、2,050,920円となっています。
最後に気になる!?女子受けについて
スイフトスポーツの女子受けは?
スイフトスポーツの女子受けはそこそこ良いと思われます。
通常のモデルとデザインはあまり変わっていませんし、嫌みのないデザインです。
また乗り心地も悪くありません。
アルトワークスの女子受けは?
アルトワークス、女ウケ激悪なので早く捨てて180SXあたり買ってライトも女の股もパカパカ開閉させたい😭😭😭
— すずき (@suzuki18n) 2018年8月17日
一方、アルトワークスは好みが分かれると思います。
元々のデザインがレトロ調で好き嫌いが分かれますし、車内音も結構やかましいので嫌がる女性もたくさんいると思われます。
比較まとめ
この様に、アルトワークスとスイフトスポーツについて比較してみましたが、アルトワークスにおいては、快適性を求めるというよりは、やはりストイックな走りの楽しさを追求している方に向いている、そんな車種になります。
一方で、スイフトスポーツにおいては、「快適性を確保しながら」、「走りの楽しさを体感できる」、万能性の高い車種といえます。
価格を抑えながらも、ワインディングやミニサーキットなど楽しみたいのであれば、迷うことなくアルトワークス、あくまで快適な走りを楽しみたいと考える方には、コストパフォーマンスに優れたスイフトスポーツがおすすめといえます。
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